クロスプロセスとは〜その2
2007.11.16 (17:43) 写真の知識trackback(0)comment(2)
img419cross.jpg
PROVIA 100F (Cross)

さて第二回クロスプロセス講座ですw。
ネガポジの説明は前回しましたね。今日は現像工程の話もふまえて説明します。
その2つのフィルムの違いから、現像工程が違うんだろうなって事も分かると思いますが、実は基本的にはそんなに変わらないんです。詳しく話すと、マニアックすぎるし、僕もちゃんと説明しきれないので簡単に説明しますw。
ただね、ポジの方が2つ工程が多いだけなんですよ。ポジは初めにモノクロと同様の第一現像を行います。そして次にそれを反転するんです。そこからネガと同じ現像工程で処理するんです。

で、クロスプロセス現像とはその名の通り、クロスしちゃうんですよね。基本的には、ポジで撮ったものをネガの現像工程で処理しちゃうわけです(一応逆もありますが、あまりよくないみたいです)。わざと誤現像するんです。だから工程を2つ省いちゃうんですよね。
そしたら、色が覚醒する。いや、壊れるといった方が正しいかな。でも、その壊れっぷりがまれにすごい色彩を描くんです。もちろん、大失敗もありますよ。色鮮やかな花畑を撮ったとしても、ただの緑色のノッペリとした写真になってしまったりもよくあります。正しい色を再現してくれないんです。だから必ずしもいいとは限りません。現像液が痛むこともあるそうなので、普通のラボではやってくれませんしね。
だけど、その予想不可能な無限の可能性に惹かれてしまうんです。
またポジのフィルムの種類によって、仕上がりも全然違います。赤が強く出るフィルムもあれば、青が強くでるものもある。それを実験してくのも楽しいです。
それがクロスプロセスで〜す。


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