あーちゃん〜その3
2008.07.25 (00:15) 短編trackback(0)comment(8)
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過去の話はこちら


おじいちゃんにはよく虫採りを手伝ってもらった。『コオロギ捕まえたぞ、うおっほん』と咳払いしながら僕に手渡す、優しいおじいちゃん。僕は喜び、両手を広げる。受け取った黒い物体を見る。こおろぎ、というか、これは確かに奴だった。僕の最強最悪の天敵。黒い彗星、ゴッキーだった。衝撃的すぎて反射的にふり払うことさえできなかった。人はあまりに衝撃を受けると、金縛りにあうみたいだ。

そう、あれと同じだ。つい最近偶然にも数年前の芸能ニュースを見たんだけど。義丹と○シアが離婚するかしないかってスキャンダル。記者会見で泣き綴る義丹に、あるキャスターが(恐縮です)が「○シアさんは新しい恋人が出来たみたいですよ」と言った時の感じだ。あの時の義丹な感じだ。まさに僕は絶句したんだ。
関係ないが、絶句義丹(怪獣の名前みたいだ)は会見から去る時に、泣きながら「マーちゃんごめんね」と言っていた。「今度会えるんです」とかも言っていた。だからなんなんだ。いや、むしろ讃えたい。面白すぎるぞ。

それにしても、悪戯の為ならゴキブリを片手掴み、なんてクレイジーなおじいちゃん。でもあれはさすがに笑えなかった。なのにおじいちゃんは大爆笑。僕はそれも含めてどん引きして、絶句義丹になったものである。


おじいちゃんの朝の日課である、「住宅駆け回りマラソン」には何度も参加しようとした。「明日は僕も参加するから起こしてな」って幾度となく言った。でも夜遅くまで、従姉妹に借りた『あさりちゃん』の単行本を読んでいたし、朝が早すぎるし、結局ずっと寝てるのが僕の朝の日課だった。
言うまでもなく、「なんで起こせへんねん!」という僕の怒りは、「起こしたわ!!」で撃沈された。僕はそこでもまた絶句義丹になったのである。


・・・続く


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こんなアホな例えに絶句しないで、この先も読んでほしいw☆
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